ファニーサロン

実は3月からバイトを始めました。

昨年末にお店の売上が思わしくなく、いろいろ考えて求人誌を見て
バイトしようかな～どうしようかな～と考えていました。



そんな中『元気市』に出店した際に手伝ってくれていたNが障害者の支援
のNPO(特定非営利活動法人)をやっている高校時代の後輩に会い、
話を聞くと、最近は忙しくて、データ管理やグループホームでの世話人が
足りないとの事。

※　NについてはＮ君とラブホ♪参照



その話を聞いて、僕も興味を持ちNと3/4にそのグループホームに
見学に行く事にしました。
以下、良いとか悪いとか別にして感じた事を正直に書きます。



グループホームには10人の障害者が生活しており、その内4人が
自閉症です。
今まで自閉症の方とは接した事がなく、正直とっても不安です。

最初に会ったときは、皆が何を考えているかわからず、ちょっと怖いな
と思ってしまいました。

でも中にはとても人懐っこい子やどこが悪いのかわからないような
普通に見える方もいます。
※子といっても皆さん年齢は20～40歳くらいですが…



その日は世話人から説明を受けながら、食事の補助や風呂で体を
洗ったり、歯磨きの仕上げをしたり、ドライヤーをかけたり、ゲームの
相手をする生活の様子を見学しました。

すると『試しにこの子にドライヤーかけてください』と言われ、左半身
に麻痺のある子の頭を乾かす事になりました。
いつも美容師がどうやっているのか思い出しながら髪を乾かしました。

その時になんか「かわいいな」とか「お世話できる喜び」みたいな
くすぐったいような今まで感じた事のない不思議な気持ちが沸きました



自閉症の方にも会いましたが、人がそれぞれ違うように自閉症にも
症状がいろいろあります。

その中でも一番症状の重い子はいろいろしゃべっていますが何を
言っているのか全然わかりません…

世話人の方は、今はわからないでしょうがだんだん何を言っているか
わかるようになります。
とにかくこの子達と接して時間を重ねる事が大切なのですとの事でした。



この日は僕もNも、初めて障害者の方と接したショックがとても
大きかったです。
きっと初めての方はショックを感じると思います。

特に体を洗ってあげたり、歯を磨いてあげるなどが自分達にできるの
だろうかとか自閉症の子に自分が対応できるのかととてもとても不安
に思いました。



その後は
　3/11に18～21時
　3/14は18～21時、そのまま宿泊して次の日6時～9時
　3/20に18～21時、そのまま宿泊して次の日6時～9時
と勤務しました。



今ではお風呂で体を洗ったり、歯を磨いたりは自然に
やっています。
最初に見学した時ドライヤーをかけてあげた際に感じた
気持ちがやりがいになっています。

それに日を重ねて接する機会が増えるごとに自分からも
皆からも受け入れられる気がします。



でも二人の自閉症の子にはまだ慣れていませんし、
その子がパニックを起こした時にとても自分は対応できない
だろうととても不安に思い、バイトのある日は気が重くなります。
正直な気持ちです。



一方、障害者が社会に受け入れられるひとつとして将来
自分のお店が役に立てればと淡い夢もあります。



とにかくここが勤まらなかったら他も勤まらないだろうという
気持ちでもうしばらく続けるつもりです。